元技術系OLですけど、

万年筆やノートが好きです。マレーシアで留学生になりました。その模様はANOTHER BLOGにて。

自分だけの特別なノートとインク、「カキモリ」で作りませんか。(前編)

「東京なんて冷たくて面白くない街」と今まで思っていたことを猛省したい。
Traveler's Factory、文房具カフェ、と3つ目に尋ねたこのお店で完全にノックアウトだった。


たのしく書く人。カキモリ


知る人ぞ知る、オーダーノートのお店「カキモリ」である。


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ノートの製作風景。外から見える。


自分で表紙、裏表紙、中に入れる紙、留め具、リングの色等を一つ一つ選び製本してもらうのだ。
表紙の材質を何にするかによって値段が変わってくるが、一番安い組み合わせで760円からだそう。
懐事情もあるが、恐らく世界に一つだけの組み合わせになるであろうマイノートはお値段を気にせず是非直感で選んでほしい。
サイズはB5とB6があり、縦と横もどちらにするかは自由だ。


土曜日、オープンして30分経った頃にお邪魔することができたのだが店内は既にごった返していた。
そして空調機が故障しているとのことでまさに灼熱。
設備業界で空調を担当している人間として助けてあげたかった…。(修理技術そのものは無いけど)


そんな灼熱の中、人の波をかき分け棚から表紙を選ぶ。
ノートの印象を決める一番大事な表紙。
と、棚の中にカッコいい柄を発見。
あまりに素敵だったので、この表紙に合わせて裏表紙はすぐに決まった。


意外にも時間がかかったのが中紙選びだった。
万年筆に合うという「フールス紙」は入れることを決めていたものの、4パックまで選べるのだ。
無地も方眼も好きなのでフールス紙2種類を入れることを決めたが、他の2種類をどうしようか。
そこは中紙だけで30種を揃えるカキモリ。ちゃんと悩みに答えてくれる。


お店には万年筆やボールペン、様々な種類の筆記具が置いてあり全ての紙に試筆ができる太っ腹ぶり。
もちろん自分で持ち込んだペンで書いたって構わない。
私は置いてあったカクノで裏移りしないか、書き心地はどうか…色々と検証した結果、一番面白い書き味だった「ハトロン紙」に決めた。
習字で使う半紙を分厚くしたような感じ。でもこれはザラザラ面から書くらしい。


そして最後の一種類は色紙の青。
これは完全にビジュアルで決めた。
裏表紙が綺麗な青なので綺麗な見た目になるかと思ったからだ。


リングと留め具は受付にて選んだものを伝えるだけ。
その場で見積をしてくれる。
お金を払うのは受け取りの時で良いらしい。
出来上がりには10分程かかるとのこと。
それから店員さんが「暑くてすみません…隣はクーラーついているのでよろしければあちらへどうぞ」と言ってくれた。
この“隣”というのがカキモリの自作万年筆用インクが作れる「ink stand」の事である。


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右がノートを作ってくれるカキモリ。階段を挟んで左がカキモリのインクスタンド。
言われなくても今回の目的地の一つなのでもちろん行きます、が、この模様は後半に…。


さて、ink standでインク作ったり、上の階にあるPRO-MENERというお店で物色したりしていて結局1時間以上も後に取りに行くことに。
そして受け取りに行ったのがコチラ。


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この表紙に一目惚れしたのだ。
ちなみにこの茶色い厚紙はオマケの下敷きである。


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表がシックな分、裏表紙は飛び切り明るい青色のフェルトを選択。
留め具は黒色の革に紺の紐。
横書きにして、絵描きさんが持ち歩くようなスケッチブックをイメージ。


小さい方のB6サイズで計1530円也。
自分だけのノート、私としては激安という感覚。
外には持ち歩かずに室内だけで大切に使っていきたい。


ちなみに中身を使い切ってもお店でまた中身だけ入れ替えてくれる。
しかも私のように購入したは良いが実際に住んでいるところが遠いという方にも宅配サービスで交換してくれる。
※初回購入は必ず店舗で手に入れる必要有り


ここでしか買えない特別なノートを作ってみませんか。
そしてノートができたら書くためのインクが欲しい…そんなあなたはink standへ…。


後半に続く。