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元技術系OLですけど、

万年筆やノートが好きです。マレーシアで留学生になりました。その模様はANOTHER BLOGにて。

社員は簡単に辞められるけど経営者は辞めたくても辞めれない

最後の挨拶をしに行った際に社長から言われ頭から離れない。私にはこれが嫌味なのか社長の本音なのかどちらかわからない。何気ない一言の裏側を考えてしまいがちな私は、社長はこの会社のトップに立って後悔しているような気がした。


誰もが知る大手企業に勤めていた人が同族企業という理由だけで若くに退職し、会社の中身もよくわからないままに社長の座に就き、よくわからないうちに父の代で築き上げた会社の成長を急激に失速させている。現状の改善方法がわからない、逃げ出してしまいたい、あの会社にあのままいたら今頃…。勝手な妄想だが、そんなことを普段から考えているため表題の発言に至ったのではないかと思ってしまった。


200人程度しかいない中小企業で20人以上が半年以内に退職。しかも平均年齢が高い会社なのに退職者のほとんどが20代。この数カ月で残る20代は両手で数えられる人数まで落ち込んだ。会社が無くなるかもしれない―。こんな不安が現実味を帯びてきたのではないか。


時代のせい。景気のせい。業界のせい。ゆとりのせい。


本当にそうだろうか。


社長は「本気で」この退職ラッシュの原因を考えたことがありますか。配属先のミスマッチが原因と思っているようじゃ今度の新入社員もすぐに辞めてしまいますよ。私は配属先のミスマッチではありません。仕事そのものはとても好きでしたよ。やめていった同期や後輩も、一部例外はいるものの、熱意をもって仕事に取り組んでいました。でもね、ふとした時にみんな思うんです。あれ、なんか割に合わなくない?って。取引先に管理能力が低すぎると嘲笑されるレベルの劣悪な労働環境にお気づきですか。幹部は有能ですが、その下の末端を管理する中間管理職の能力は無いに等しいですよ。幹部はあと10年もいません。彼らがいなくなったあと、社長と無能な中間管理職でどうやって存続させていくつもりですか。ゆとりのせいにしないで、中間管理職の教育に目を向けてください。うちが衰退している原因は40代ですよ。


迷走に迷走を重ねていると噂は耳にしているが、一度でもお世話になった会社だ。愛着は持っているので倒産したという話だけは聞きたくない。経費で手に入れた高級車を乗り回している暇があるなら、もう逃げるのは終わりにして現場の声を聴いて本気で環境を改善してあげてほしい。退職したことを後悔するような会社になってほしい。