新しいコンドミニアムに引っ越し。念願の完全一人暮らしだ。
ある程度の家具や家電が備わっているため身一つで入居が可能だった今までの住居とは違い、何も無いのが一人暮らし。
日本に比べて家具付き物件は多いものの、家賃は同じコンドミニアムでも一万円くらい高いので私は「一部家具付き」物件を選びました。
今まで住んでいた場所と新しいコンドを少しだけ紹介すると共に、完全一人暮らしで大変なこともお話ししたい。
- 日本のテレビでよく見るプールとジムが付いた"高級コンド"
- 今まで私がマレーシアで住んでいた場所
- 郊外の"一部家具付き"物件だから家賃は約3万円
- 一人暮らしだからこそ直面する問題
- 入居に関するちいさな問題は色々とある
日本のテレビでよく見るプールとジムが付いた"高級コンド"
ジムもプールもついた綺麗なコンドミニアムなのに3万円台で住める!っていうテレビ番組でたまにやってるようなところにようやく引っ越してきました。
日本にプール&ジム付き物件ってそうそう無いのでスゴイことのように聞こえるけど全然高級でもなけりゃ普通のコンドには普通についている現実。
普通の何も知らない日本人なら逆にそんな場所以外は住めないので当たり前だと思ってもらって大丈夫。
今まで私がマレーシアで住んでいた場所
ちなみに今まで私がどんなところに住んでいたか少しだけ紹介したいと思う。
学生寮(二人部屋)1年半
今年の初めに老朽化などが原因で閉鎖されてしまった学生寮。
到着したその日に撮ったためまだ片付いていないけど、白いシーツが私で緑のシーツが韓国人のルームメイト。
ベッドの間は1mも離れていない。ベトナム人とシェアしたり、一人で過ごしたりと色々。
キッチンや洗濯機は無く、コインランドリーも車で片道20分以上乗らないといけない場所にあったので洗濯物は手洗いしてた。
10部屋分の人間とシェアハウス 半年
部屋の中で写真が撮れないレベルで狭い3.5m角の部屋。扉はここまでしか開かない。
一部屋の定員は2人で、6か月半くらい住んでいたけど最大で男女ごちゃまぜの16人でキッチン、シャワー、トイレなどを共有していた。
東南アジアあるあるのトイレは常に濡れているし、壁は薄いので隣の声やいびきが筒抜け。
唯一良かったのが自室だけはきれいだったということだけど、引っ越し一週間前に上の階からの水漏れが発生し私物のほとんどを捨てる羽目になってしまった。
※損害補償は未だに交渉中
郊外の"一部家具付き"物件だから家賃は約3万円
そんな過酷な住環境を経てようやく手に入れた完全プライベート空間。努力が報われた気分である。
完全家具付き or 一部家具付き
マレーシアで物件を探すときは同じコンドミニアムでも二種類の部屋が存在する。
Fully FurnishedかPartially Furnished。
文字通り完全家具付きかそうでないかという選択となるのだが、この「一部家具付き」がかなり曲者で物件によって条件が全然違うのだ。
私は不動産屋を通さず知人の紹介でオーナーさんから直に借りたけど、結構いい人なので基本的に必要なものは最低限買ってくれた。
ちなみにマレーシアではワンルーム物件のことを「Studio Room」といいます。
私の一部家具付き物件にあるものとないもの
<部屋についていたもの>
・冷蔵庫
・ソファーベッド(新調してくれた!)
・造り付けの机・テレビボード・クローゼット・棚
・机用のイス
・エアコン
・天井ファン
・カーテン
はい、洗濯機はありません。歩いて5分のコインランドリーに行きます。洗濯乾燥で300円くらい。
買ってもいいけど35平米のワンルーム。置く場所がベランダしかない…。
別に毎日洗濯するわけじゃないし良いかなと思い設置しないことにした。
そんな私の新しい部屋のお写真がこちら
「私ミニマリストだったかな?」と錯覚する部屋。
テレビボードや机は造り付け。イスはオーナーが置いてくれてた。
ソファーベッドは結構しっかりしたものを新しく買ってくれた優しいオーナー。
薄い折り畳みマットレスを敷いて、サイズがぴったりだったのでセミダブルのカバーを掛けている。これがソファーとしての日の目を見ることは無さそう…。
白いサイドテーブルだけ自分で唯一買ったお気に入り。世界のIKEAで2千円くらいだった。
一人暮らしだからこそ直面する問題
ネットが高い
マレーシアで最速を誇るTIMEのホームインターネットは一番遅い100MbpsのパッケージでRM149(約4千円)/月。
他社は10Mbpsや30Mbpsなんていう日本じゃ「いつの時代のネットよ?」と思うパッケージでも大して値段が変わらない。ケーブルテレビなんかと抱き合わせで契約させてくる。
純粋にネットだけ使いたい人は絶対TIME。でも100Mbpsで4千円って高い。
スマホの料金は5GBでも1か月千円を切る値段の国なのに家庭用インターネットについてはなぜ大差がないのか…。
光熱費も高い
日本に比べれば安いですが、他人と共同生活をしていたころは家賃に含まれていたのでネットしかり光熱費しかり気にする必要がなかったのだ。
それも一人暮らしとなればぜーんぶ自分で手続きをして支払いをしなければいけない。半月の電気代が2,400円ほど。
水道代はまだ請求が来てないのでわかりませんが多分千円以内で収まる…はず…。
飲めない水道水問題
マレーシアの水道水は飲めない。これは別にどこに住んでいても同じだし、前のシェアハウスに至っては水道水が茶色だった。
それでも寮やシェアハウスというのは業務用の浄水器が備え付けられているので飲める水が出てくる設備が整っている。
でももちろん自分だけの部屋だと自分で浄水器を設置しないといけない。この浄水器やフィルターがピンキリで迷うところ。
私の場合一人暮らしで消費量が特段多いわけではなく、サラダ用の野菜を洗うのをミネラルウォーターにしたところで値段があまり変わらないため一先ず9.5Lの大容量ミネラルウォーターを8本買ってテスト中。
入居に関するちいさな問題は色々とある
前の入居者があまり掃除をしていなかったらしく、掃除が本当に大変で最初の一週間はずーっと掃除をしてた。
自分でやるのが一番信頼できるためオーナーに掃除業者を入れてと言うのはやめたけど、クーラーから水漏れが発生したためそれだけは修理依頼をしている。
あと月の途中で入居したために住んでない日数(二週間)分までまとめて電気代払っといてって言われて「なんで???」ってなったけどソファーベッド買ってくれたし千円とかの話だから我慢することにした。
オーナーとの関係性は良好に保ちたい。やっぱり貸してもらってる側だからね。
学生になって収入がなくなったけど良い感じのコンドミニアムにようやく住めるレベルにまた戻ってきたので、この生活が維持できるように明日からまた頑張ろうと思う。