Emira Journal

万年筆やノートが好きな会社員 in マレーシア

果物の王様、はじめてのドリアン。

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大きな声で言うことでもないが新しい食べ物に挑戦しない性格であるため、2年以上も東南アジアに住んでいて手を付けていない食べ物は星の数ほどある。

そんな中、噂には聞いているしスーパーで売られているのを横目で見ながら臭いにやられたこともある、あの果物にはいつか挑戦してみたいと心の中で密かに思っていた。

しかしどうせ食べるならスーパーの微妙な品質のものでは無く、ちゃんとおいしいものを初めに食べたい。

そして旬を迎えたこの時期に素晴らしい機会がやってきた!

ドリアンパーティ!

会社主催のドリアンパーティに参加した

毎年、旬の時期を迎えるとドリアンパーティと称して社の希望者を集めてみんなでドリアンを食べにいくらしい。

今回の参加者は70人。ギリギリまで参加するかどうか悩んだけど「タダで食べられる機会を棒に振るなんて考えられない。食べたことがないなら尚更あなたは参加ね。出席だしとくから。」という強引な誘いに折れて参加することに。

こんな機会でもなけりゃ自分では絶対に買わない。

ドリアンとは

マレー半島に自生するらしい、東南アジアの代表的なフルーツで「果物の王様」とも「悪魔のフルーツ」とも呼ばれている。

理由はドリアンとアルコールを一緒に食べると最悪の場合、死に至ることもあるとか。牛乳も一緒に飲んじゃダメとか、他も色々駄目なものがありくれぐれも気を付けるようにと同僚に注意された。

また、食後は水をしっかりとらないと発熱したりすることもあるそうで帰りに「ちゃんと水飲むんだよ」と忠告を受ける。

個人的に臭いは汚い公衆トイレと同じで、エレベーターに誰かが持ち込もうものならしばらく臭いが残るため、タイやマレーシアのホテルではドリアン持ち込み禁止の張り紙をよく見る。

一ミリも食べる気が起きないドリアンだけど、好きな人は異常に好きらしい。賛否両論わかれる果物。

日本にも売っている場所があるけどやっぱり現地で食べるのが最高に美味しく、全然味が違うらしいので試したい人は現地の専門店で食べるといいと思う。

今回行ったドリアン専門店「ドリアンキング」

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初めてのドリアンを食べる日本人がいるということで、社長が「よっしゃ、最高のドリアン食わしたる」と会場になったTTDIにあるDurian King。

見ての通り完全に外。広場にテーブルとイスを並べているだけのお店だけどドリアンのクオリティには定評があるらしい。

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気になる人は調べてみてね。

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現地で食べるだけじゃなくてお持ち帰りもできるのでオススメ。圧巻のドリアン!

ただしGrabやタクシーを使う人は乗車拒否されるのを覚悟しておいた方がいい。

ドリアンも品種がある

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1キロ約500円から1,000円までピンキリのお値段のドリアン。

一番上に書かれてあるムサンキング、これが最高級クラスの品種らしい。

ドリアンは1個2~3キロ程度らしいのでかなり高級な果物とも言える。

ドリアンを食べる前にナシレマで腹ごしらえ

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マレーシアといえばナシレマ。日本といえば寿司というレベルの食べ物。

ココナッツミルクで炊き上げたご飯と辛いサンバルソースを混ぜながら食べる。

こちらのお店のナシレマはマラッカスタイルということで非常に美味しかった。

実はナシレマをきちんと食べるのは初めてである。

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あともうひとつ初体験だったのがココナッツジュース。

噂で不味いと聞いていたので覚悟していたけど、普通に飲める。好きになれるかと言われれば微妙…。

飲み干した後に、白い部分をスプーンですくって実も残さず食べるものらしい。

はじめてのドリアン。

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本日の主役現る!最高級ムサンキングAA。

食べる前に渡されたのがビニール手袋…素手で触ってはいけないのだろうか?

ちなみにドリアンの実は2つに分かれているので、半分が一つ分である。

一つ手に取ろうとすると思わぬ感触に驚いてしまった。まるでクリームのように柔らかい。薄皮一枚で中はクリーム。

私の知っているどの果物とも違う。ただでさえ食わず嫌いなのに素直に食べれるワケが無い。

初めて食べる日本人の反応が楽しみなギャラリーから「臭うな、口に入れろ」とヤジを飛ばされながら思い切ってかじる。と、さっき食べたばかりのナシレマが戻ってきそうに…。

ここで半分泣きそうになりながら食べてた。2口目も辛かった。

でもせっかく高いドリアン食べさせてもらったのに自分の分くらいは完食しようと3口目を口に入れたときに違和感に気付いた。

途中からなぜだか美味しくなるドリアン

あれ?おいしい…?

本当に混乱しながら食べていた記憶だけあるのだけど、3口目から突然甘くおいしく感じるようになった。

食感はまさにカスタードクリーム。トロトロの実の中に大きな種が入っている。味は私の力では何にも例えられない。

嫌々ではなく完食できた。

これは私もドリアン好きに仲間入りするのかと思い、2個目に手を伸ばす。

やっぱり2口目までは吐きそうになる。でも3口目からやっぱりおいしくなってくる。

今まで食べたどの食べ物にもなかった不思議な感覚。

ドリアン愛好家がいることを少しだけ理解した夜だった。

結局楽しかったドリアンパーティ

みんなでひたすらドリアンを食べるだけだけど非常に良い機会となったドリアンパーティ。

みんなで125㎏のドリアンを平らげ社長の支払い額が約15万円だったと風の噂で聞いた。ありがたや。

個人でまた食べに行くかといえば行かないけど、来年のドリアンパーティも多分参加すると思う。

好きにはまだなれないけど、はっきりと嫌いにもなれなかった謎の食べ物ドリアン。

好きになる日が来るのだろうか。